残業代を請求するにも時効がある

未払い残業代の請求方法

残業代を請求するにも時効がある

どのタイミングで未払いとなっている残業代を請求するかは、個人の自由です。
しかし10年前の残業代を今になって請求をしても、支払われる訳ではありません。
残業代未払い分の請求には2年の時効があるので、なるべく早く行動に移さなければいけません。
つまり2015年10月10日に本来支給される残業代は、2年後の2017年10月10日に時効を迎えて請求出来なくなってしまいます。

ただ残業代を請求するにあたり会社と交渉することになりますが、素直に支払ってくれる所は少ないかと思います。
中には話がこじれてしまい、数年もかかることもあるでしょう。
数年もかけて交渉したとなるとすぐに時効が来てしまい、未払いになっている残業代の請求が出来なくなってしまいます。

残業代請求の交渉期間

労働基準法では交渉期間については触れられておらず、会社側が粘りに粘れば残業代を支払わずに済みます。
これでは、労働者側にとってはあまりにも理不尽です。
そこで「時効の中止」を発動することにより、時効を延ばしていくことが可能となりました。

「時効の中止」とは読んで字の如く、時効を一旦中断させることを言います。
ではどのような方法を用いれば、中断することが出来るのでしょうか。
それは時効になる前日までに、相手側に残業代を支払うように催告することです。
すると相手に催告が届いてから半年は時効が中断されることになり、引き続き交渉することが出来るという訳です。

2年のタイムリミットは短すぎると思うかもしれませんが、決して諦めてはいけません。
どんな人にも労働分の報酬を頂く権利があるので、こちらも粘り強く進めていきましょう。

管理職が残業代請求をする場合